去年、大雪が降った時にふと雪の日本庭園を見てみたいと思ったので、清澄庭園にいってきました。

清澄庭園は、東京都指定名勝の一つです。
回遊式林泉庭園と呼ばれる池の周囲に築山や石を配置した日本式庭園です。

■入園料
一般:
個人150円 団体120円
65歳以上:
個人70円 団体50円
団体は20名以上
小学生は無料
みどりの日、都民の日は無料

■最寄駅
○清澄白河駅(きよすみしらかわ)より徒歩5分程度
 都営地下鉄大江戸線
 東京メトロ半蔵門線

■開園時間
9:00〜17:00

元々この地には江戸時代の豪商である紀伊國屋文左衛門の屋敷があったそうです。
明治に入ると三菱財閥創業者である岩崎弥太郎が買い取り、賓客の接待や社員の休暇地として庭園を作りはじめました。関東大震災の後に三菱3代目の社長である岩崎久弥が東京市に庭園の半分を寄贈しました。昭和48年に東京都は残り半分の庭園も購入。昭和52年に清澄公園として一般に開放しました。

桜、アジサイ、ツツジ、ハナショウブ、クロマツが主な植物として植えられており、四季折々の風景が楽しめます。

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2月上旬撮影 東京都江東区・清澄庭園
D7000 TAMRON 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD (Model B003)
雪の白さと葉っぱの深緑がよくマッチしています。
カモが池に浸かっていて一見寒そうに見えるんですが、よく考えたら外よりも水の中のほうが暖かいんでしょうね。滑って転んでカメラを池ポチャにしたくないので慎重に歩いて撮影しました。


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2月上旬撮影 東京都江東区・清澄庭園
D7000 TAMRON 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD (Model B003)
普段は恐らくなんとも思わない枯れ木の枝ですが、この日は特別です。
白黒のツートーンの枝が先に向けて細かく別れていく姿は美しかったです。
バックの一枚一枚の葉っぱや降ってくる雪の粒も見える細かい写真です。

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2月上旬撮影 東京都江東区・清澄庭園
D7000 TAMRON 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD (Model B003)
とても東京で撮ったとは思えないような一枚になりました。それを言うと先の2枚もそうなんですが^^;
雪が降った庭園は地面がシンプルになるのでものすごく綺麗に見えますね。
余談ですが、今年の1月に京都・金閣寺に積もった雪の写真を見ましたが、まさに絶景という感じでした。強烈ですね、金色と白色のコラボは・・・。

次回の更新は2015年2月16日(月)です。